こんにちわ本社営業部の中川です。
先日、小さな親切(大きなお世話?笑)をしたことを書きたいと思います。
先週の土曜日にある弁護士事務所の事務所開きがあり、その懇親会に参加
させていただくために地下鉄に乗っていました。
なかもず駅発の電車で私はなかもず駅からの利用でしたので座席に座り本を
読んでいました。
電車がすすむにつれて人が増えていき、なんば駅手前では少し混雑もしていました。
そして、なんば駅に着くと電車を降りる人がたくさんいて降りる人が一段落つく頃には
座席も何席かは空きがある状態で次は電車に人が乗り込んできました。
その時に少し足が不自由そうなご年配の女性が一番最初に乗ってこられて、
すぐ近くの座席が空いているのでそこに座ろうと近づいた瞬間・・・
違う扉から乗り込んだ小学生の男の子がもうダッシュで走ってきて
ご年配の女性の目の前で座ってしまいました。
ただ、まだ隣の席が空いているので周りの方も少し道を空けながら席を空けて
待っていると、その男の子が空いている座席をバンバンと叩きながら
『お母さん、ここの席空いてるよ!』と、叫びながら母親を呼んでいました。
そして母親はゆっくり近づき尻込みしているご年配女性をチラッと見ながら
座席に座り、男の子の頭を撫でながら『座れてよかったね~』と言っていました。
その一部始終を見ていた私はそのご年配女性に座席を譲り、目的地に到着したので
降りる時に、そのご年配女性はわざわざ席を立ち『ありがとうございました』と、
深々と頭を下げてお礼を言ってくれました。
私はものすごく気分がよくなり、こちらこそありがとうございますと感謝の気持ちで
いっぱいになりました。
人への親切は時と場合によっては大きなお世話になるかもしれませんが、
親切とは他人へのためではなく自分のためにやっているんだと改めて実感しました。