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ふと富士山

今日読んだ本の中で『散歩のついでに富士山に登った人はいない』という言葉が紹介されていました。富士山の頂上に立つ人は「富士山に登ろう」と決めてそれなりの装備と準備をして一歩一歩歩いて来た人で、散歩の途中でふと思いついて上った人ではありません。人生の目標もこれと同じだという意味のことが書かれていました。これは本当にそのとおりです!実は僕は13年前25歳の夏季休暇の初日「富士山に登ろう!」と思いついて、運動靴に肩掛けかばん準備もそこそこ富士山を
登りはじめました。地図ももたず。登る人はほとんど見当たらず、下ってくる人が多いこと!山の礼儀
ですれ違う人とは挨拶をする「こんにちわ!」「こんにちは!」「こんにちは!」「こんにちは!」・・・・・
挨拶してもキリがないくらい人が下ってきます。おまけに足場は砂地で滑る滑る!一歩登っては半歩下がる「さすが日本一の山!そう簡単には登れないな!」心でつぶやいていると、すれ違う人が話しかけてきました「にいちゃん何してんの?ここは下りの道やで!」「えっ?」どうりで登る人がいないはずです・・・・・おまけに滑る滑る・・・・・。何とか登り道に戻り登り始めましたが6合目まで行く間で足はもうガクガクです。何とか意識モウロウとしながら8合目までは登ったところで午後三時過ぎ
このまま登ったら降りる頃には暗くなる・・・電気は何も持っていない・・・・・。諦めて下山しました。
後で聞くと富士山は夕方から登り、山小屋で仮眠して日の出を目指して登るのが定番だそうです。
僕は朝から登りました。どおりですれ違う人が多いこと。すべて間違っていました。砂地を登ったことで体力はきっと頂上まで登った人より使っています。俗にい言う無駄な努力です・・・・。富士山の頂上も人生の目標もちゃんと決めて、準備して正しい道をしっかり歩かないと駄目です。苦い経験を思い出し、深く実感しました。(ちゃんちゃん)

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